どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

罪の声

亡者の町リプレイ最終話アップしました。1つのコンテンツを作りきるって大変ですが、やっぱりゲーム制作っていうのは一際時間かかるコンテンツだよなあって思います。

youtu.be

さて「罪の声」という映画を嫁が見たいって言ったので、一緒に見てきました。別に興味はなかったんですが、脚本が野木さんでしたしね。内容はグリコ森永事件を元にした映画だったんですが、つれえ気持ちになるやつでした。

雑に説明すれば、もうこれでもかってくらい、ずっとRPGしてるだけの2時間半なんですよ。Aに情報聞く▶Bの情報を知る▶Bに会いに行く▶(繰り返し)っていう。これがずーっと続く感じ。その中で、クズ人間ってほんとにどうしようもねえクズだなってのが描かれてるんですが、まあ・・・つれえ感じでしたね。

罪の声っていうのが、表面だけ読み取れば「犯罪に使われた子供の声」ってことだったんですが、ここだけちょっと無理があったかなあっていう感じ。知らずに勝手に使われた声にそこまでの効力なくない・・・?責任も別にそこまで感じなくない・・・?っていうのがひっかかって、どうにも終始納得できないまま見てしまいました。

でも原作者は、犯罪に子供の声が使われたことにインスピレーションを受けて作り始めたらしいと聞いて、ああ・・・それはどうしようもないやつって納得しました。インスピレーションを受けた元がそれなら、もう覆しようがないし、途中でそれに本人が気づいたとしても、途中で路線変更するわけにはいきませんもんね。なんだか、作者あるあるな気がしました。