どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

事故物件

ホラー映画の面倒くさいところって「怖い」思いをした後も引きずることじゃないですか

コロナ騒動になってから映画館には一度も行ってなかったんですが、そろそろヴァイオレット・エヴァーガーデンが公開になるので、その前に一度予習も兼ねて行っておいてもいいなってことで、嫁が見たがってた「事故物件」を行ってきました(ちなみにアプリの段階で、すでに取得できる席が1つ飛ばしかつ、後ろの人とかぶらない方式になってました)。

いやあ、序盤はちゃんと怖かったんですけどね。後半はもうみんな笑ってましたね。でもこれってすごいことだと思うんですよ。ただのB級だったなって思わせて終わりにしてはいけない気がします。ホラー映画の面倒くさいところって「怖い」思いをした後も引きずることじゃないですか。コテコテの話をすれば家に帰って風呂で頭を洗っているときに思い出して・・・とかそういうの。怖い映画は見たいが、日常生活まで怖くしてくれるなって思ってる人は少なくないように感じるわけです。

しかしこの事故物件。中盤まではちゃんとホラーしてるのに、後半があまりにひどいので怖い感覚がどこかへ行ってしまい、見終わった後、家に帰って深夜一人で鏡に向かって歯磨いてるとき、無でしたもんね。一瞬怖いシーンを思い出そうとするものの、B級部分がかき消すわけです。こんな体験は、思えば始めてでした。他人にオススメするか言われればしませんけど、こういうこともあるんですね。

映画見終わったあとは、お昼に牛ハラミ丼と出雲蕎麦食べて、半券見せたら出てきた抹茶のアイス食べて帰りました。来週はいよいよヴァイオレット・エヴァーガーデンですね。チケット争奪戦の行方やいかに!