どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

版権よりも強いオリジナル

嫁のペンタブを最寄りのファミマまで受け取りに行かされてたナナブルクですこんにちは。私も触ってみたんですけど、触り心地は違和感なかったので、買い換えるならこれで問題なさそうですね。クリスタも初めていじってみましたけど、ブラシの筆圧設定とかもUI的に分かりやすいし問題なく使えそうでした。さすがNo.1お絵かきソフトは違うね。

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マザー2が好きだったクラスのマドンナも32歳

3月11日といえば例の大震災が思い出されますが、私は高校生時代に好きになった同級生の女の子のことを思い出します。彼女の誕生日がこの日だったんですよね。両想いだったにもかかわらず結局想いを伝えられずに終わってしまったという稀有なパターンでした。付き合いこそしませんでしたが、あの子にも結構な経験値を積ませてもらいました。「恋は盲目」を体現したような恋をしてましたね。ブルク17歳の恋です。

そして思うのです、あの子も32歳か・・・って。同級生だからそりゃそうなんですけどね。小学生の頃のマザー2が好きだったクラスのマドンナも32歳・・・中学生の頃に初めて付き合ったあの子も32歳・・・!なんか!!なんかこう・・・くるものがあります。32って数字、なんかパワーがつええよ・・・。

名もない女の子たちは、誰も知らないけどみんなの憧れになってるんですね

話が変わりますが、以前フォロワーを増やすのに版権モノがどうのこうのって話をしたと思うんですけど、今は版権モノの時代ではないよなあって思います。仮に世界が100人の村だったとして、オリジナル作品はよほどの世界観と画力がないと見てもらえませんが、版権モノはその版権モノを知ってる層を取り込むことができますよね。100人中20人が知っていれば、その20人にむけてアプローチできます。ただ逆を言えば、版権モノを知らない80人には見てもらえません。

さて、もっと大勢に見てもらえるモノがありますよね。なにかといえば、オリジナルです。え?さっきオリジナルはダメって言ったろ?って思うかも知れませんが、オリジナルはオリジナルでも、万人に共通したものをテーマにしたオリジナルものです。「○○する女子高生」とか「○○する付き合いたてのカップル」とかそういうの。ここ数年そんなんばっかり出回ってるので、何かしら見たことあると思います。ここで最初からオリジナルのキャラ名を出してしまうと、途端に伸びないと思います。名前が最初に情報として入ってきて「誰だよそれ」っていう見方に変わってしまうからです。

これが「○○する女子高生」だと「わかる~」とか「かわいい~」っていうのに早変わり。これは視聴者が脳内で勝手に置き換えているからでしょうね。勝手にありもしなかった青春時代の自分に置き換えてたり、叶えられなかった青春への憧れへと対象をシフトさせているわけです。名もない女の子たちは、誰も知らないけどみんなの憧れになってるんですね。

これは、よく言われる「男ってさ~」て主語の大きい話は嫌われるけど「人類~」のような、自分も含まれるほど大きな主語は好かれるのと同じ原理です。この「○○する女子」に仮に名前があったとしても、それは人気が出たあとに公開すれば、むしろ愛着がわく方向に転換され、立派なオリジナル作品と変貌するわけですね。いやあ、みんなよく考えるなあって思います。実験的に何かしらやってみたいけど、時間がなさすぎて当分は無理ですね。