どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

我々はアプールになれるのか

うちの社長が(周知の)隠し子のために会社の経費でイラスト講座の本を発注していたことを課長から聞かされたナナブルクですこんにちは。いやあ、情報量が多いですね。これを聞いてふと思ったんですけど、今の世の中──この情報で溢れかえった世の中に生きる子供たちはどう育っていくんですかね。

目に見えるものすべてを吸収してしまう高野豆腐みたいな状態

よく、このインターネットもといSNSの発達した世界に生きると、最高級のものを一瞬にして認識してまってうんぬんかんぬん・・・って話を聞きます。私たちが子供の頃を振り返ってみると、年齢を重ねるごとに少しずつ井戸の中から這い出て、だんだんと自分と世界の差を知って萎えていくのが常だとおもうんです。

このとき何が起きているかというと、世界の大きさを知ることに反比例して、自分の吸収力は衰えていっていることですかね。しかし、吸収力の塊とも言える子供時代から莫大な情報量を得ていたらどうなるんだろうなっていうのが今回の疑問でした。

昔は楽しいばっかりで、立ち止まることを知らず、目に見えるものすべてを吸収してしまう高野豆腐みたいな状態だと思うんですが、果たして現代に生きる夢を追う子供たちはどのように成長しているんでしょう。ハルヒという極狭な界隈だけを見ても、若い子で上手な子たちがいるなあって思うんですが、彼らがすでに、その特殊な訓練を受けた現代キッズたちなんでしょうか。

アプールはどう頑張ってもLv20で打ち止めなわけです

なんて考えてみたものの、結局はあんま変わんないだろうなあって。おそらくやる気のある人はどの時代でも自分を高められる気がしますし、やる気が中途半端な人はどの時代でも頑張りきれないんじゃないかなって思います。言ってしまえばあれですかね、DQ5の仲間モンスターみたいなもんで、その人の限界レベルは最初から決まってるみたいな。スラリンはLv99になれるけど、アプールはどう頑張ってもLv20で打ち止めなわけです。

f:id:dokococo:20200206092922p:plain

引用元:こよみのRPGプレイ日記~愛しのフローラ~

とはいえ、人類は皆アプールなんですよ。だってそこがその人の限界なんだから。それなのに──自分の限界値にすらたどり着けないのに、その更に上を見て苦悩するのが人間の性なんですよね。まったく、困ったものです。我々はせめてLv20のアプールになれるように、頑張りたいものですね。