どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

彼らは資料集を売っているわけではない

Youtubeでちょっとおもしろいチャンネルを見かけたのでそのご紹介。

 

ゲーム夜話 Evening Chat of GAMEというチャンネルなんですが、毎回1つのタイトルを取り上げて前後編にわたり考察を繰り広げる動画が投稿されています。

 

普通の考察動画と違うところは、販売本数や当時CM、開発スタッフの当時のインタビューなどの情報もふんだんに盛り込んであることでしょうか。

 

 

私が一番最初にみて惹かれたのが、この「ゼノギアス考察」なんですが、これがまた考察部分もすごくて。これだけ感じ取ってくれたらスタッフも嬉しいだろうなあってレベルで紐解いてます。他にも、クロノトリガー考察もみたんですが、こちらもすごくよかった。

 

で、そのあとドラクエ考察を見てて気づいたんです。

 

「・・・あれ? なんか他と比べて感動が薄い・・・」

 

ドラクエ考察は兄とよくしていたから、すでに知っていることだらけだったからだろうか?とも思ったけど少し違う。

 

ゼノギアスクロノトリガーは設定、世界観は大好きなので、私個人として相当調べているはずなんですが、それはあくまで資料を調べただけに過ぎない。実際にプレイしてゲーム内のNPCから得た考察などではないわけです。だから知らない感動がそこにあったんですね。ドラクエNPCのセリフも当然のように網羅というか把握した上での考察をしていたので、感動がなかったというわけです。なるほどね。ゼノギアスクロノトリガーもプレイはしましたが、1回クリアしただけでしたからね。

 

何がいいたいかと言うと、私はゼノギアスクロノトリガーについて調べまくってそのゲームを知った気になっていたけど、実際はゲームをプレイしないとわかるわけがない要素がたくさんあるんだってことです。当たり前なんですけどね。別に彼らは資料集を売っているわけではない、ゲームを売っているんですもの。実際に触れないとわからないことがあるっていうのも、ゲームの魅力のひとつなんだよなあって、今更ながら感じたのでした。