どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

SEKIRO

グッズも新刊も全部届いて無事だったので、土日に「やべーーーやることねーーー」って言ってたら、嫁さんが「そこに隻狼があるじゃろ?」って言ってきたので思い出しましたよね。そうだわ、買ってたわ・・・。

 

そんなわけで、NEW GAMEで始めてきました。

 

もう事前のプレイで「これは天誅ではない」ということを知ってるので、どんな気に入らないことがあってもすべて受け入れる覚悟でのNEW GAMEです。このゲームにステルスはほぼない。天誅を10としたら、たぶん1くらいしかない。たまーーーに壁張り付きからの忍殺や、ぶら下がりからの忍殺といった忍道から代々パクられ続けてきた演出がありましたけど、ほとんどは見つかって当然、真正面から見つかってゴリ推してちゃんばらして忍殺、みたいなパターンが許されてるって印象でした。

 

ちなみにこの手の忍殺演出は、前述のとおり「忍道」が起源です。天誅にも忍殺演出は多数ありますけど、真正面、後ろ、左右、しゃがみ、空中とかそういう角度からの演出が違っただけで、シチュエーションに応じたっていうのを取り入れたのは忍道からでした。この忍道天誅と同じアクワイア制作のゲームで、天誅の版権がフロムにうつったあとにアクワイアが何糞!って作った(と思われる)忍者ゲーです。さすが生みの親のアクワイヤ、やることがかっこいい。それらの演出を最初にパクったのがフロムの作った天誅千乱でした。なので忍道を知らない人からすれば天誅が出典だと思うかもしれませんね。で、そのDNAを受け継いだのがSEKIROというわけです。たぶん。

 

剣戟ゲーのSEKIROにステルス関連でとやかくいうのも野暮なんですけど、敵が頭が悪い癖に視力だけやたらいいから余計に腹が立つんだと思います。しばらくプレイしてみて、基本はやっぱりダクソなんだなって。ゲームとしてはボス戦がメイン。ボス戦はすごく練られててゲームとして成功だと思うんですよ。ああ、こういう剣戟主体のを作りたかったんだなっていうのが伝わってきます。例えるなら天誅4のちゃんばら戦闘を真っ当にしたもの。天誅4のちゃんばらはクソゲーだったけど、こういうのならありなんだろうなって感じです。基本リズムゲーとかタイミングゲーって好きなので、ここは慣れれば好きな部分でした。ただ如何せんロードが長い+セーブポイントからの距離が長いせいで再チャレンジまでが長いのが欠点。これもフロムっぽいといえばそれまでなんだろうけど、もうちょっとリスタート早くしてくれたら嬉しかったなあ。

 

まだまだ先は長そうですけど、和風な気分になれるので忍屋への気分を乗せるためにはもってこいですね。思っちゃいけないんだけど、世界観はすごくきれいなので、このグラフィックで天誅5ができたらな・・・って毎回思っちゃいます。4が総売上2.8万本なんて大爆死さえしてなければ・・・。