私の好きな絵描きさんに、3Dをうまく使って作業工程を簡略化して描いてる方がいるんですが、そろそろその人の真似事をしてもいい時期になってきたなあということで、いろいろと調べてみました。
先日、仕事で3dsmaxを使った案件のときにリアルなレンダリング方法については調べたものの、今回必要なのはそういうのじゃなくて、もっとシンプルなレンダリングなんですね。
3dsmaxで何も設定せずにそのままレンダリングすると、なんとも使えなさそうなテカテカの出力になります。
UV展開してテクスチャ貼ったところでこんな感じ。これじゃ使いもんになりません。で、冒頭で言った人のメイキングブログにヒントあるかなーって調べてみたら、もうブログがなくなってまして。リンクも抹消されてたので、助けてインターネットアーカイブ!って過去へさかのぼって見つけてきました。
すると「自己照明」というのが関係しているらしく、そいつを100にしてレンダリングしたとありました。その人と使ってるソフトは違うんですけど3dsmaxでも試してみることに。
おお、いいね!
たしかに謎のテカリが消えて素材そのものの味が出てます。
ただこれだと、すべての面が同一の出力になってて、明るさが均一なのでのっぺりしてます。ええんか?もうちょっと明暗つけてくれてもええんやで?ということであれこれいじった結果、インクペイント使ってパラメータいじったらそれっぽくなりました。
ペイントレベルってところで影の段階を調整できて、シェードのところをいじると、明暗のきつさがかわります。インクペイント特有の黒い線は下のインクチェックボックスをオフにすると消えます。いいね、これならPhotoshopで手描きの背景になじませやすそうだし、楽もできそう。ちょっとだけ希望が見えてきました。
フォトバッシュもいずれやってみたいんですけど、あれはあれでわりと大変そうなので、できるところから挑戦です。