本日アプデだったDQXのバージョン4.5クリアしてきました。
2017年から始まったバージョン4の物語がついに完結したわけです。
以下感想。
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うーーーん、ひどい。
作りが、雑。
なんだか、DQXってバージョンの最後は毎回ひどいって言ってる気がします。ディレクターの安西が「ものすごいボリュームで、作るのが超大変、みんな喜んでくれるかいまから楽しみ」って何度も豪語してたものだから、どれほど長くてワクワクする話なんだろう!って期待してたら、全てが真逆でした。
ストーリー進めてて「次どうなるの!?」って思わない。「はぁ、結局なんとかなっちゃうんだろうなあ」って感じ。ご都合設定のオンパレードですべて解決していく中学生の考えたRPGツクールみたいな内容。むしろ中学生に失礼かもしれない。
マップは9割が使い回し。ただ使い回すこと自体は悪くないんですよ?悪くないけど演出が稚拙すぎて悪い印象しか与えない。そのすべてが、昔なにかのゲームで見たことある、今では誰でも思いついちゃう拙い演出だらけで萎えまくり。
特にがっかりしたのが、ラスボスが入っているであろう「繭」の中身。
2年前、こんな巨大な繭が突如現れたときはそりゃあワクワクしましたよ。
で、その中身がコレ↓
許さん。
繭といえば、嫌でもラスト感漂うとてもいい題材なのに、なんでこんなのにしちゃったの?国宝級のスタッフ集まってコレやっちゃダメでしょ・・・。最低限、誰でも思いつくところで考えても、繭の中に入ってそこが新規のラスダンだ!とかさ?繭があれだけ巨大なんだから相応の巨大な生物が入ってるとかさ?誰もこんなそこらへん歩いてそうなコンパチがひょっこり出てきてほしいとは望んでないでしょ・・・。
さすがにこのコンパチがラスボスではなくて一応変身するんですけど、変身後の姿が鳥山デザイン(?)のコレ↓
満を持して出すなら最初からこれにしとくか、もしくはこれをベースに未完成のデザインにするとか、そういう演出にすべきじゃない・・・?
とにかくラスボスはがっかりでした。強さもいつもどおりで、使ってくる技の効果もよくわかんないまま一発でクリアできる程度だったし、なんだかなあ・・・。ラスボスに限らず「自戦士・天地・バト・僧侶」で全部事足りる始末。
ストーリーはもうあれです。DQX自体が「時間」を題材にしているので、5000年前に行ったり来たり、過去改変したりダメだったりの繰り返しなんで、相当に収集つかない感じになってて、ご都合設定出しまくりな印象でした。ご都合設定出しまくってとりあえず風呂敷たたみましたって感じ。あと主人公の表情動きすぎ&違和感ありすぎ表情ダサすぎ。ほんとひどい。
ラスボスが頑張って世界を崩壊して、文字通り主人公以外死滅した世界になってましたが、そこから世界を直していく描写はヴァルキリープロファイルのそれだったけど感動具合が天と地の差があるっていうね。まとめスレの感想の中に、せっかくぶっ壊れた魔塔復活させんなや!って書いてあって笑いました。ほんとだよ!
※魔塔とは…DQXの大失敗コンテンツの1つ。天を貫きそびえ立つ神秘的な塔。そのロマンしか感じさせない見た目とは裏腹に、いざ実装されて中に入ってみると20階建ての激低の塔を繰り返し登らされるゴミコンテンツ。あまりに不評で一度手が加えられるも根本的なゴミ具合は何も変わっておらず、スタッフも当分手を加える元気がないと諦めている始末。もういっそ壊れたままでいてくれれば・・・。
そんなこんなで、スーパー陳腐なバージョン4の物語は幕を閉じました。最後のシーンで魔族らしき人物が登場してたので、バージョン5はみんなの予想通り魔界編な気がしますね。
ちなみにこれまでのDQXのラスボス(変身前→後)は以下の通り。
ver.1 冥王ネルゲル → 冥獣王ネルゲル
ver.2 大魔王マデサゴーラ → 創造神マデサゴーラ
ver.3 虚空の神ナドラガ → 邪竜神ナドラガ
ver.4 時獄獣キュロノス → 時元神キュロノス
ver.5は、おそらく「異界滅神ジャゴヌバ」さんになるはず。
これが変身前だとすれば変身後はなんでしょうね?
なんにせよナンセンスなネーミングになることは間違いなさそうです。