どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

未来っぽい未来

ノーベル医学生理学賞を京都大高等研究院の本庶さんが受賞されましたね。

 

簡単にいえば「がん細胞攻撃する新たな方法が見つかったやで」ってことみたいですが、一般人の我々に説明しようとすると、知ってしまえばそんなことかで済むようなことがこれまでずっとわからないでいたわけです。これまでの歴史を振り返ってもそんなことだらけなんでしょうけど、その事実を見て思うんですよね、前にも記事にした未来の話とそれを知れないという事実の話。

 

私が死んだあとも当たり前のように時間は進んでいき、何もかもが変わった未来があるわけです。その未来の姿を知らないまま死ぬのは悲しいなって思ってたけど、知ることができないのが悲しいのではなくて、知れないという事実が悲しいんだって話です。

 

その気持ちは今も変わってないなあと、今回の未来を垣間見たような発見を目の当たりにして思いました。今日も何気なく生きてしまった自分の時間とは裏腹に、世界は少しずつ、未来っぽい未来に向かってるなあ・・・。