どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

映画わすゆ3章

映画わすゆの最終章、見てきました。

知り合いが関わっているからという理由で見始めた映画だったけど、普通にいい映画だったなあ。章を重ねるごとにスタッフとしての名前が増えてた。大役任されてるなあ。

 

いい映画というと語弊があるなあ。本編を知ってるから救いもクソもないのは知ってたんだけど、それでもかなしいなあ。

 

 

今にして思えば、あの第二章でのやったら長い日常パートは、この感情を作り出すために存在してたんだなあと思わされた。やっぱり時間かけて描いた物語っていうのはそれだけで説得力がちがうよね。

 

かたや、今アニメでやってる「ナイツ&マジック」を見てるとその限りでもないのかな?って思うところもある。

 

このアニメは1話が超スピードで進んで、展開が早すぎだと話題になったのだけど、2話で幼馴染がピンチの際に「主人公ならやりかねない」と思ったことに対して「さすが昔からの仲だ」と私がちょっとでも思ってしまったのは意外だった。たった25分たらずで描かれた幼馴染にもそういう感情が持てたっていうのは、簡単には見過ごせない気がする。

 

あまり多くを語らないからこそ勝手に補完するっていうことだろう。しかし、時間をかければいいというものでもないけど、時間をかけないと実際に「あんなことあったなあ」っていう思い出まではユーザーは補完できない。わすゆなんかは、色んな思い出が実際に長い時間かけて描かれたもんだからよけいに印象深く残ってたわけだし。

 

このあたりのバランスが、難しいところだねえ。