どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

中小企業の社長の気持ち

残す必要素材もあと21種。

ゲーム完成間際になってくると、短いスパンで色々と感情が変わる。

現状、未だに隱密と戦闘のプログラムが1mmもできてないので

遊べる要素は皆無なのだけど、このゲームは面白いだろうかとか

そういうマリッジなんたらみたいな感情がどっかいってしまった。

じゃあ制作がどうでもよくなったのかといえばそうではなく

なんというか、次はあれしなきゃ、今度はそれしなきゃといった

完成させるための道筋をひたすら考えるマシンになっている。

プログラムのあれができればこれを作らなきゃ。

プログラムのそれができればあれを作らなきゃ。

そんなので埋め尽くされてる現状。

自分の思うようなペースで作れないジレンマ。

自分がどうあがいても他人を動かせない事実。

ほんと毎回おもうけど、これは中小企業の社長の気持ちそのものだと思う。

仕方ないことなんだけど、これもいい経験というにはあまりに長すぎた。

最後にゲームを完成させたのはいつだったろうか。

前作が2006年だから、そろそろ11年も前になるのか。

完成したときの喜びなんかもう忘れたけど

今回完成できれば、ちゃんと自分は喜べるだろうか。

それよりも、制作から解放される喜びのほうが強い気がするけど果たして。