どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

とある夜の帰り道

昨日から、明日は久々に近所のカレー屋に行こうと嫁さんと話してたので

冬の寒さを感じながら、二人で散歩がてらそのお店へ向かうことにした。

するとそこにあったのはハンバーグ屋だった。

あれだけ美味しいカレー屋がつぶれるとは考えにくいので

ググってみると、どうやら移転したらしい。

私としてはそのままハンバーグ屋に入っても良かったんだけど

どうにも嫁さんがこういう初見のところへ入るのが苦手なようで

中に客がいないとなおさら嫌らしい。

(自分たちが二人目の客ならいいらしい)

そんなわけでカレーは諦めて、違うお店で食べて帰ることにしたんだけど

こういう思い通りにいかなかったときの、嫁の不機嫌具合が私は苦手で

こちらがどうにかしてあげられる事象ならいいんだけど

どうにもしてあげられそうにない事態だと、実質「詰み」なわけだ。

いつもなら、そのまま不機嫌がしばらく続き、平穏を取り戻すまで

時間が勝手に直してくれるパターンが多いのだけど

この日は「その不機嫌はずるいよ」って話からなぜか話がはずんで

気がつけば、二人でいつになく笑ってました。

そのあとで、夏目友人帳の最新話をみたもんだから

もう泣ける泣ける、自分たちもこんな夫婦になれたらいいなあって

月並みだけど、そんなことを感じる夜でした。