どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

BGMにまつわる3つの悩み

忍屋でBGMについての悩みが増えてきたなあって思ってたら

えぬさんもBGMについてネタにしてました。

BGMに助けられBGMに悩まされてる作り手は多そうだ。

忍屋でBGMの何を悩んでることは、3つある。

1つ目は、これ!っていうBGMが思いつかないこと。

見つからないんじゃなくて、思いつかない。

見つからないのもあるんだろうけど、そもそもピンと来ない。

いつもなら、このシーンにはこういう感じでしょう。

っていうおぼろげなイメージがあって、曲探してたら見つかったり

集めてた曲の中から見つかったりしたものだけど、今回は手強い。

おそらく、ゲームの制作自体が長期に渡ってしまったゆえの弊害と

あらかじめイベントを事細かに描写し台本も用意しているため

作っているというより、ただなぞっている感覚に近いからだろう。

なので、現状、無音のままイベントが進むシーンが異様に多い。

2つ目は、忍屋のメインテーマにしてる曲。

えぬさんも言っているように、なんとか頭に残させた状態で

EDへ持っていきたいけど、たぶん覚えてない。

最初は、ワールドマップのBGMをそれのアレンジにすることで

何度も聞くだろうし、せめて最初のフレーズだけでも覚えさせれば

必然的に気づくんじゃないかと思ったんだけど

アレンジの程度の問題で気づきそうにないからやめたり・・・。

あとは覚えさせる用のギミックは用意したにはしたけど

全フレーズ聴きそうにもないしなあ・・・といった感じ。

3つ目が、昔はツクール特有というか、BGMのピッチ上げ下げで

違うBGMみたいに聴かせる手法をよく使ってたのに

忍屋ではそれができなくなっていることに気づいた。

違うBGMみたいにって、市販のゲームであれば

アレンジBGMとして別途作曲されているはずだし

デフォのBGMのピッチいじって流すなんてとんでもない!

と思うようになってしまっている自分がいた。

市販のゲームじゃなくてフリゲーなのにね。

さらにいえばスタッフではない他者様が作ってくれたBGMなのにね。

でもこういう身の丈に合わない変なプロ意識みたいなものが

自分の感性を邪魔してるんだなってことに気づいた。

とはいえ、ピッチを変えることに違和感を覚えてしまった以上

もうデフォのままいくしかない。この余計な感性が邪魔しているのも

無音イベントが続いている要因なんだろう。

ほんと長期間つくってると、いろんな障害にあたるなあ・・・。