どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

シン・ゴジラ

午後半休をとって、区役所やら市役所を巡った後で

嫁さんとシン・ゴジラを見てきました。

 

 

私も嫁さんも、ゴジラというものにまるで興味がなく

歴代作品なんて1つも見たことない。

ゴジラのテーマ曲すら映画見るまで忘れてたレベル。

ゴジラがそもそも敵なのか味方なのかも知らない。

 

そんなゴジラのゴの字も知らない二人が見た結果

どうだったのか、以下感想。

 

もともとシンゴジラTwitterで騒がれすぎてて

いつぞやのマッドマックスと同じような空気を感じていた。

 

結果、DVDでマッドマックスを見て、面白かったけど

そんないうほどだろうか?っていうのが素直な感想だった。

この辺はもう面白さを理解できるだけの感性を

持ってなかったとしか言いようが無いんだろうと思うけど。

 

で、今回のゴジラ

 

嫁さんは面白かったよと喜んでました。

 

私はといえば、2時間半の中で何度も感想が変わっていった作品だった。

 

最初は謎の生物と人間のドタバタによる高揚感。

人間の攻撃が始まってからは、なんで戦ってんだろうという違和感。

偉い教授のくだりで理由付けがされてきて楽しくなって

最後はゴジラ可哀想だなあって感じで終わった。

 

なんだろうね。

 

なんで自分の中で、こんなに盛り上がらないのかを

劇場で見ながら中盤はずっと考えてた。

 

・巨大な敵(っぽいもの)がいる

・人類にとって被害がでてる

・戦うすべがある

 

たとえばエヴァと比べた時に違いは何かを考えた。

 

これら3つは共通しているところだ。

 

ウルトラマンとかエヴァみたいに、無理にデカい者同士が戦わなくても

自衛隊が頑張って倒せればそれでいいわけなので

ここは戦うすべがあるとまとめてしまって差し支えないだろう。

 

違いがあるとすれば、使徒の場合は露骨にこちら側を

殺しにかかってる感がすごいから敵として認識できた。

しかしゴジラの場合は、被害は出たとしても

実質歩いてただけだから違和感があったんだろう。

攻撃されて仕方なく反撃してただけだったし。

これ人間側に感情移入するのがなかなか難しい作品に見えた。

 

後半は、行方不明になった教授の話うんぬんで

なんとなくゴジラの目的とかそういうものも分かってきて

何がしたかったのかが分かり、納得して見れたように思う。

 

やはり敵の目的、もしくは明らかな敵意が見えて

はじめて納得できるのかなあと。

 

はい。そんなわけで、面白かったか?と聞かれると

面白かったんだけど、非常に感想に困る作品だった。