どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

難解なシナリオ

イナナキアのシナリオも飽きもせず考えてるんだけど

世に出回っている複雑怪奇なシナリオの数々を読み解いてて

いくつか共通点というか、似たようなところを見つける。

誤解を恐れずに言うなら

『それって、そんな複雑にしなくても3行で済む話だよね?』

ということ。

結局、どんな難解なシナリオだろうが

テーマが何か決まっていれば究極を言うと単純化するもので

そこに数々の専門用語や登場人物や設定が加わることで

壮大なスケールに見せているのだ。

で、これも昔から思ってきたことなんだけど

『せっかく風呂敷包みきってるのに理解されないのは勿体無い』

ということ。

数々の名作とされている難解なシナリオの作品も

一部の理解している人が賞賛することで、理解してない人も

便乗して名作だと言っている作品も少なくないだろう。

これじゃあ勿体無い。

私自身が、それはもう致命的に理解力に欠けるプレイヤーなので

難解なシナリオをやると大抵理解しないまま終わる。

もう戦闘やらダンジョン詮索しているだけで

前後の会話を忘れるレベルでチンパンなのだ。

で、その場その場のイベントで盛り上がるだけで

全体を通した時のシナリオを理解しないままラスボス戦になるので

なんで自分たちこいつと戦ってるんだっけ?となる。

てなわけで、どんな難解なシナリオを作る時でも

チンパンに向けた作り方をしたいと思う次第だ。

全てのプレイヤーが賢い人ばかりではないだろう。

せっかく考えたシナリオ、ちゃんと理解して進んでもらいたい。

そう思うのだ。