どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

障子の向こう側2

日頃の疲れがたまっているのか

久々に行った整体でも、夜の制作中でも

寝落ちする勢いでウトウトしていた。

歯磨きしたりコーヒー入れたり小細工しても効果はなく

いつもならもう諦めて寝ているところ

なぜだか立てなおして、制作再開しキリの良い所までできた。

なんだろう、頑張りすぎな気がする。

(忍んでる感でてきた)

何を頑張っていたかといえばこれ。

兵士たちのいる部屋を盗聴するというイベントがあって

最初は『覗き込んで中の様子を見る』という内容だったんだけど

例の障子透かし処理をすれば、廊下で話を聞けて

マップを1枚描かなくて済むんじゃね?

・・・というアイディアから生まれた演出。

前回は障子の向こう側に『雪を降らせる』だったので

比較的簡単にできたんだけど

今回は昼でも夜でも透けて見える様にするために

事前にPhotoshop上でシミュレーションしてから

ベストな映り方を検証してみた。

結果、この部分には3枚の階層を使うことに。

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(一番上にPL)

階層1.障子の木の枠

階層2.障子(加算)

階層3.障子の下地(減算)

(ここにシルエットとなるEV)

最下層.マップの下地

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こんな感じ。

VXで使える数少ないレイヤー処理『加算と減算』の

どちらも使うことで、理想通りの演出ができた。

Photoshopだとうまくいってても、VX上だと

槍の矛先とか兜の金属部分(白い部分)がうまくいかなかったので

そこはEV側のホコグラを黒く塗りつぶす命令を書いて完成。

一枚絵で誤魔化すと、忍屋の心眼処理を使った時にバレるし

この方法なら障子の向こうで歩いたとしても

ちゃんとシルエットのまま歩いてくれるので、よりリアルだ。

たぶん眠くても頑張ってるのは、早くこのゲーム終わらせて

イナナキアに集中したいからなんだろうなあって思う。