どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

俺のゲーム作り



画像:ガーリックライスとピザ

天気:晴れ

今宵も気がつけば足を運んでいる、そんな場所になりつつある
例の酒場へ、旅行前の晩餐をしに友人と行ってきた。
今回はガーリックライスとピザに加え、チーズとトマトソースが
絡まった鶏肉のソテーと飲み物はジンジャエール一択で
ちょっとヨーロピアンな雰囲気に統一して食卓を飾ってみた。

お互いの来年の抱負やら現在の会社の方向性を話し合いながら
気がつけば0時になるまで延々と駄弁ってしまっていた。
この友人とここまでしゃべるのは珍しい。

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この話し合いで大きかった収穫といえば
自分のゲーム作りに対する「在り方」が、大きく変わりつつあったことに
改めて気付かされたこと。

簡単に言えば、これまでの自分のゲーム作りは

「登場人物が勝手に喋って動いてくれる作品」

だったのだが、気がつけば、目指す相手やとにかく
綺麗なものをつくろうとか、そんなものに気を取られて

「綺麗だけど、世間一般的に出まわってるものに近いけど
計算しつくされた上で作られた作品」

になり果ててしまっていたようだ。
これは俺の作品ではない、というか俺の作り方ではない。
この作り方で完成したとして、それがとても綺麗な作りだった
として、俺はきっとその作品に満足しないだろうし
面白いものだと感じることはないだろうと思う。

俺のゲーム作りは、作ってる時に自分が楽しめ
何が起こるか分からない状況を楽しめ
あとから見返したときに、なんでこの時このキャラは
こんな台詞を言えたんだろうと、自分でもわからなくなる
くらいゲーム作りに没頭した結果完成するものだった。

それを達成するためにも、今回の忍屋は
まずは使うかどうかわからない素材でも
全部作るだけ作っておくことが大事だと感じた。
これまでと今回の一番の違いはそこだからだ。

素材をためにためて、その上で組み上げることだけに集中する。
まずはその方法で試してみようと思う。