どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

佐賀旅行2日目

2日目の朝。

凄まじい量の朝食

朝食のボリュームが凄まじくて、朝から満腹を通り越してたんですが、旅館のフロントにコーヒー豆を自分で挽けるコーナーがあるらしいので行ってみることにしました。コーヒー豆はいつも姉に挽いてもらっていたため、自分ではやったことがなかったんですよね。

しかし、こういう非日常だからこそ挑戦してみようと、壁にはられた説明を読みながら挽いてみたんですが、これがえらい大変で。一定の速度でずーっとゴリゴリ回すんですよ。さくっと終わると思ってたのが間違いでした。

最初の数分はよかったんですが、そのあまりのダルさに嫁が若干不機嫌気味になり、そこから手慣れた風の女性が現れて、さくっと電動豆挽き機を手に取り、サクッと豆を挽いてる様を見せつけられ、さらにこちらが沸かしたお湯を先に使われるという体たらくを見せてしまって、とんだ朝のひとときになりました。

ふふ。

若い時ならいざ知らず、これもまた良い旅の思い出ですよ。その後はテラスに座ってコーヒーを飲んで二人で写真撮りました。お互い歳をとりましたね。なんだかんだで結婚7周年目ですからね。

テラスからの景色

一息ついたので、フロントにタクシーを呼んでもらったら「30分くらいかかるので、コーヒーでも飲みながらお待ち下さいって」言われて。

いや、今飲んできたばかりじゃろがい!!

・・・ってなったんですが、不幸中の幸いか、豆の種類が3種類あって、ちょうど1種類だけ試飲できてなかったので、最後の豆を例の全自動豆挽き機で淹れました。こりゃたしかにラクだわ・・・(ちゃんとお土産に豆買っておきました)。

その後はアルピノという唐津のふるさと会館でお土産を10000円以上購入してから、電車に揺られて帰宅です。

さらば唐津

さらば佐賀県

次に来るときは、吉野ヶ里遺跡へ行ってみたいですね。

佐賀旅行1日目

ひょんなことから、嫁と会社の先輩と3人で佐賀観光をしてきました。

元はと言えば、地元愛のすごい先輩が「佐賀に来たら奥さんも一緒に案内しますよ!」って言ってくれてたことがキッカケなんですが、まさか現実になってしまうとは思いませんでしたよね。

何気なく始まったGW旅行でしたが、私も嫁もすごく楽しみにしていて、どのくらい楽しみにしていたかといえば「ユーリ!!! on ICE」と「ゾンビランドサガ」を全話履修するくらいには楽しみにしていました。

5月1日の朝。博多駅から電車に揺られて小一時間。人生初の佐賀上陸です。まさかの乗換なしの直通で驚きました。便利なところにありますね佐賀県

もともと案内してもらう範囲は「唐津呼子」の予定だったのですが、すこし離れた「浜崎」で下車して、そこで待っていてくれた先輩の車でまずは「鏡山」を登ることに。ここの展望台から「虹の松原」を一望できるのですが、ここで全体図を見ておくことで、これからどこを走るのかがわかるという算段です。この日は少し曇り気味でしたが、見て回る予定の場所が屋外だらけなので、雨じゃないだけ助かりました。

そこから下山して「旧高取邸」へ。ここは、杵島炭鉱などの炭鉱主だった高取伊好の邸宅なんですが、個人の家にもかかわらず、敷地が約2300坪もあるという凄まじい富豪のお屋敷でした。写真禁止なのでお見せできないんですが、家の中に能舞台があるの、控えめに言ってやばくないですか・・・?

能舞台といえば、私の大好きな天誅弐のラスボス戦を思い出させてくれて、一人で勝手にテンションあがってました。

その後、ゾンサガのゾンビィハウスこと「旧三菱合資会社唐津支店本館」を回って、その真正面にある「さくらちゃんのマンホール」を見てから、お昼を食べにシーサイドホテルのビュッフェへ。

GWということで凄まじい待ち時間を覚悟していたのですが、先輩の同級生がシェフをやっているということで、待ち時間なしでそのまま席につけるというアニメにでもありそうな展開、好待遇に見舞われて、ありがたいやら申し訳ないやらでいっぱいでした。料理は品数も味も相当なレベルで、人がこれだけ集まるのも頷けるものでした。お昼を食べたあとで、海岸沿いへ出て砂浜を3人で歩いて、唐津の海を満喫することに。Twitterにもあげましたが、SAGAの文字が書かれていたのは驚きましたが「おかげで、いつの旅行だったのかすぐわかるのはいいね」なんて話ながら写真を撮ってました。

そこから腹ごなしも兼ねて、名護屋城跡地へ。途中、棚田百景に選ばれてる「浜野浦の棚田」に寄ったんですが、やたらと三脚が並んでて、よほどカメラマンたちはサンセットを撮りたいのかなと思ってたんですが、あとから聞くにその日の夜は花火があがったんだそうです。こりゃ確かに人集まりますわ・・・。

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名護屋城跡地は程よく歩く感じで、天気も晴れてくれていい森林浴になりました。そこから歴史資料館へ寄って、お茶屋さんで「緑茶ソーダ」という新感覚のドリンクを3人で飲んでから、本日泊まる旅館へ。ほんと先輩には至れり尽くせりで感謝しかありません。

夕飯は、人生初の「伊勢海老」を食べたんですが、歯ごたえあってちゃんと甘みあって確かに美味しい・・・美味しいが、あとで殻から出しを取った吸い物を食べたんですが、それが食べたことのない味で、なんというか・・・まるで合いませんでしたね。

呼子イカは美味しかったです。最初は刺し身で、残った部分は天ぷらで頂きました。イカ一杯を二人で食べるのは結構なボリュームです。

夕飯を済ませてから夜遅くに温泉へ行ったんですが、表の道はしまってる時間だったので、旅館にある地下通路を通って向かうことに。地下通路がある旅館なんて初めてです。

温泉には先客が2人ほどいたんですが、早々に出ていったので、私は一人、露天風呂を満喫していました。

柵の先は真っ暗な海が広がり、夜の闇に波の音が響き渡ります。遠くにはちいさな漁火と、時折通る電車の明かりが見えました。

そして、見上げれば星空も────見えるはずなんですが、私の肉眼ではそれらをはっきりと見ることはできないんですよね。最高のロケーションなだけに、こんなにもメガネがないと何も見えないことを恨んだ日はありませんでした。ボヤケすぎてて、満足に星座の形すらわからないんですよね。

ただ、そんな中でも、ひときわ光る点があったんですが「あれはなんだろう・・・シリウスかあるいは北極星か、あれだけ明るいとなると、そのどちらかかな・・・でもあの星がなんだったのかは、一生わからないまま生きていくんだな・・・」ってちょっと悲観的になってたんですよ。どうあがいても見えないんですが、悔しすぎて数十分浸かったのち、諦めて風呂をあとにしました。

で、脱衣所まで戻ってふと思ったんです。

・・・あれ?
メガネかけたまま入ればよくね・・・?

幸い風呂には私しかいない貸切状態。どんなムーヴをしても誰にも咎められないし、これはやるっきゃない!!と、意気揚々と眼鏡をかけて再び風呂へ入ると、当然湯気で真っ白になるんですが、水でジャバジャバして水滴飛ばして、いざ露天風呂へ。

で、そこで初めて気づくんです。

露天風呂は当然屋外にあるので、気温的に勝手に湯気で曇らないんですよね。知らなかった・・・つまり水でバシャバシャする必要なんてなかったんや・・・。

少し残った水滴は気になるものの、そんなものはお構いなし。ずっと気になっていた星空を、ついにその目で見ることに成功したのです。

頭上には澄み切った空に浮かぶ、見事な北斗七星の姿がありました。

そう、もうおわかりでしょう。あのひときわ輝いていた星は、北極星だったのです。いやあ・・・なんとも感動的な瞬間でした。それから先に風呂から上がって待っているであろう嫁には悪いと思いながらも、しばらく波の音を肴に星空を眺めていたのでした。

めでたしめでたし。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁

博多駅の映画館で、劇場版コナンの最新作「ハロウィンの花嫁」を見てきました。

調べてみると、第25弾なんだそうです。ドラえもんの映画は順番通りに暗記してますが、コナン映画は未だに覚えられる気がしません。

さて、気になるオープニング曲は、過去で唯一「イントロ部分が削除」されていました。あそこが一番盛り上がるし、劇場版!って気持ちになるんですけど、少々残念です。

ちなみに私が一番好きな劇場版コナンのオープニング曲は「天国へのカウントダウン」。

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今聴いてもめちゃくちゃカッコイイですね。

このメロディラインは同タイトルの他に「ベイカー街の亡霊」と「水平線上の陰謀」の3作でしか使われていません。また最新作の映画で聴きたいところです(今あらためて聴いてみると、緋色の弾丸もメロディライン似てますね・・・アレンジ強すぎて知らなかった)。

話がそれましたが、肝心の映画の内容は面白い部類に入るものでした。

安室さんの若かりし日々の描写が良すぎましたね。同期メンバーが全員ちゃんと強くて、例えるなら黒子のバスケのキセキの世代。爆弾解体の回想は、まさに黄金世代だったんだなあと思わされるシーンでした。

あとは、冒頭のおなじみのキャラ紹介の最後に、少年探偵団たちが「早くいつものやれ」と急かしたり、小五郎のおっちゃんが麻酔に耐性ができてるといったメタ設定ギリギリの描写もあったりと、一風変わった演出が見られましたね。

ちなみに今回の蘭姉ちゃんの足止め要因はおっちゃんの看病でした。蘭姉ちゃんは強キャラになりすぎたんや・・・。

毎年恒例のエンディング後の次回予告は「シェリー・・・」という声が響くだけというシンプルなものでしたが、その声の主は紛れもなく、黒の組織の無能筆頭であるジンニキだったので、次回作は原作と絡めて物語を大きく進める一作になりそうな気がしますね。