どこここブログ

10年以上続くナナブルクの日記

モチベあがるドキュメンタリー

「モブのセリフ」と「敵のリスポン」以外のバグ修正終わりました。たった4時間のゲームにどんだけ修正時間かかるんだよってくらいかかりました。まだまだ見つかるでしょうけど、あれもこれも目を瞑ってもらって、致命的なバグ以外はスルーしてくれって気持ちになってます。

なんだろうなあ、どこここのモットーの「いつも、ちゃんと、楽しい」が果たして実現できているのか非常に不安になる今作。制作に長い時間かけすぎると、ほんと色んな感覚が麻痺するので、そこが本気でわからんのですよね。だから数ヶ月くらい間をあけてからテストプレイしたりするんですけど、それでも初見プレイとはいかないのでやはり精査は難しい。

私の言う「いつも、ちゃんと、楽しい」って何を指していたんだろうか。ゲームのどのシーンを切り取っても楽しいと思えるってことだと思うんですけど、普通に考えたらそれってめちゃくちゃ難しいですよね。前作の「Zetima」はとにかく自分の好きな要素を製作期間6ヶ月の中に詰め込みまくったから、必然的にそうなったんだと思うんですよ。忍屋も同様に好きな要素を詰め込みまくってるはずなんだけど、なんというかまとまりに欠けてる気がする・・・。おそらく、それぞれの要素の色が強すぎて、混ざり合うことでどっちつかずになってるような気もします。ほんと難しいですねえ。

そうそう、以前TwitterではRTしたんですが、バイオの三上さんのドキュメンタリーが上がってまして。内容が普通に面白いし、著名クリエイターの話って聞いてるだけで創作意欲がバリバリ上がるので、見てない人はぜひ見てみてください。あと長年に渡り「バイオは固定カメラこそが至高!」って言っててすみませんでした。

www.youtube.com

Part2もあるらしいので、楽しみに待とうと思います。

忍屋テストプレイ

重い腰を上げて、忍屋を通しでテストプレイしてきました。クリア時間は「4時間5分」でした。ボス戦がまだ「仮」だというくらいで、あとは雑魚とかも全部配置し終えてるし、イベントも全部実装済みなので、ほぼほぼこのタイムの通りになりそうです。

数カ月ぶりにプレイしたんですけど、なんかあれですね・・・シナリオの見せ方が、超分かりづらいなって思いましたね。置いてけぼり感がすごい気がする。気がするがもう治す気力はないのでこのまま行きます。いろんなところ妥協してるのも相まって「もう別にいいかな」感がすごい。それでも最低限ちゃんと遊べる程度には持っていかないといけません。その作業だけでもしんどいんですけど。

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とりあえずテストプレイに4時間かかって、そこで書き出したバグの数がこれだけありました。中学生の頃から、私のゲーム制作のデバッグ作業って、紙に直接鉛筆でなぐり書きするっていうスタイルなんですが、今もそれは変わりません。ホワイトボードが大好きなのと似ていて、鉛筆のほうが直感的にあれこれ描けるのがいいんですよね。ただしなぐり書きしたときの私の字が汚すぎて、解読できるのは精々記述から1,2日といったところでしょうか。それ以上経過すると解読不可能になります。

解読不能になっては元も子もないので、土日はずっとバグ修正に費やしてました。気がついたら日曜の2時くらいになってたので、時間かかりそうなやつは保留にして、すぐ直せそうなところだけ全部やってから寝ることに。正直こんなに時間がかかるとはおもわなかった・・・。月曜日、帰宅してから解読と修正の続きやろうと思います・・・。

社会現象の鬼滅の刃

そうそう、書き忘れてたんですけど、劇場版「鬼滅の刃」を初日に見に行こうとしてたんですよ。で、いつもならキネパスで3日前から予約開始なので、予約開始が始まる0時に速攻で隅っこの方の席を取りに行くんですけど、今回もそれしてたら衝撃の事実が2つありまして。

一つは予約が3日以上先まですでにできてしまう状況になっていたこと。つまりスタートダッシュが遅れたということです。そしてもう一つは、席が全席開放されていたこと。こっちがもうやばい。Twitterでバズってた上映回数が凄いっていうのなんかどうでもいいじゃないですか。人気なんだからそりゃ上映回数は多いのは当たり前といえば当たり前です。

・・・が、このコロナの真っ只中に全席開放はやばいですって。ヴァイオレット・エヴァーガーデンのときはちゃんと1席飛ばしでした。おかげで席ガチャの心配もなく最高の映画環境だったんですが、これはまずいですって。調べてみると、どうやら最初の週末くらいだけの限定らしいので一安心しました。また1つ飛ばしになったタイミングで行けばいいだけの話ですからね。

しかしまあ、これが私の大好きな作品だったらと思うと恐ろしいですね。確実に初日に行っていたでしょうし、もし原作のない作品だったらネタバレ防止のためにずっとTwitter封印してたでしょうし。社会現象にまでなった作品が鬼滅の刃でよかったなっていうのが正直な感想です。例に出したヴァイオレット・エヴァーガーデンとかだったらもう目も当てられません。

そんなわけで、本来友人と映画を見ようとしていたこの日の夜は、フラッと夜の街に出かけて二人で晩飯だけ食べて帰りました。広島に住んでて初めて賀茂鶴のみましたが、あれですね。日本酒がおいしいとわかるようになったとは言え、味の違いは同時に飲み比べないとわからんですね。数を飲んでないから仕方ないんでしょうけど。あと1合だけ頼んだのに、なぜか2合の瓶が届いて飲み干すのが大変でした。

こうして忘年会でもなんでもないのい、晩飯に酒を飲むようになった様を俯瞰して見て、年取ったなあって思うのでした。